寂しさの空
静かな夜に一人
月だけが友
星は遠く瞬き
私の心もまた
部屋の隅で息を潜め
過ぎゆく時間を数える
誰かの声が聞きたくて
壁に耳を澄ます
窓の外は暗闇
雨音だけが響く
この孤独はどこから来て
どこへ行くのだろう
道行く人の灯り
温かい光を放つ
私だけがこの闇に
取り残されたように
風が冷たく頬を撫で
慰める術も知らず
ただ一人、この世界で
存在している
言葉を失った鳥が
枝の上で震えている
その姿に我が身を重ね
涙が静かに流れる
賑やかな街の音も
今は遠いこだま
私の心は空っぽで
満たされることない
温もりを求めて手を伸ばす
掴めるものは何もない
ただ虚しさが胸に広がり
重くのしかかる
愛しい人の面影を
記憶の海に探しても
波にさらわれたように
何も見つけられない
それでも夜は明けるだろう
朝日は昇るだろうか
この深い孤独の夜が
いつか終わる日は来るのか
誰かの温かい手に
触れてみたいと願う
この冷たい心を
溶かしてくれる誰かを
独りぼっちの影が伸びて
部屋を満たしていく
もう一人の自分と話す
虚しい対話
夢の中だけは
賑やかでいられるのに
目覚めた途端に広がる
絶望的な静寂
どこへ行けば安らぎは
どこに答えはあるのか
心の叫びは誰にも
届かずに消えていく
それでも、ただ生きている
この世界で、一人で
いつか光が差す日を
信じて、ただ待っている